私が子供の頃はよく見かけていた「デコトラ」。最近あまり見かけなくなりましたね。
そのデコトラが東京パラリンピックの開会式に登場し、世界中で話題になっているとのこと。
そんな気になるデコトラについて調べてみました。
パラ開会式で登場“デコトラ”世界が注目! #日テレNEWS https://t.co/xJ1KqxFrtA
— 日テレNEWS (@news24ntv) August 30, 2021
デコトラとは?
デコレーショントラック(Decoration Truck)の略で、派手な電飾やピカピカのステンレスで装飾したトラックのことを言う。「アートトラック」とも呼ばれるが、海外でも「DEKOTORA(DECOTORA)」と呼ばれることが多いそうだ。
もともとは雪国の水産輸送用トラック(オート三輪)が、融雪剤の影響によるボディの錆・劣化を修復するため、ステンレス製の板を貼って加工したことが発祥といわれています。
1975年に公開された菅原文太主演の映画「トラック野郎」が火付け役となりデコトラブームが到来、主人公・星桃次郎の乗るデコトラ「一番星号」はプラモデル化もされ社会現象を起こしました。
しかし作中でデコトラが警察とカーチェイスを展開し、パトカーを横転させるなどの演出がなされたことで警察からクレームが入り、電飾など改造車両に対する取り締まりも強化されたことからデコトラブームも衰退していった。
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デコトラの費用
一般的に2トンおよび4tトラックをデコトラに改造すると仕上げ具合でピンキリだが、費用は数百万円~1000万以上はかかると言われている。
最近は軽トラのデコトラも流行っているそうで、こちらは200~300万円かかるとのこと。
デコトラ写真の紹介
インスタグラムに挙げられていた数々のデコトラ画像から抜粋したものを紹介します!
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デコトラまとめ
「トラック野郎」の影響でブームを巻き起こし、その後取り締まりなどの強化によって減少していったデコトラ。
高額な改造費用や、改造パーツで重量がかさむことで燃費も悪化とコスト面でもデコトラ離れを加速させた。
今では業務で使用というよりイベントで披露されることの方が多いそうだ。
一度は消えかけたデコトラですが、これをきっかけにまた盛り上がるといいですね。