東京オリンピック2020で市川海老蔵さんが演じた鎌倉景正(景政)ゆかりの「権五郎目洗いの池」 (千葉県野田市目吹)について紹介! 歌舞伎十八番「暫(しばらく)」 TOKYO2020

2021年7月23日に開幕した東京オリンピック2020。
その開会式で歌舞伎役者の市川海老蔵さんが演じた鎌倉景正(鎌倉景政とも)。
歌舞伎の演目で歌舞伎十八番のひとつ「暫(しばらく)」に登場する実在の人物(武将)である。

鎌倉権五郎景政とは

平安時代の武将・鎌倉景正(かまくらかげまさ/景正または景政という/通称・権五郎)
もとは桓武平氏一族であったが父の代から相模国(神奈川県)鎌倉を領していたことから「鎌倉氏」を名乗る。

源義家に仕え、後三年の役(1083年~1087年)では若干16歳にして参陣、清原武衡の家臣・鳥海弥三郎に右目を弓矢で射られながらも奮戦し武功を挙げる。

景正の目の有様を見た三浦為次が景正の顔を踏みつけて矢を引き抜こうとしたところ「武士であれば戦で死ぬのは本望だが、土足で顔を踏まれるのは恥辱だ」と激怒し為次に斬りかかる。
為次は陳謝し丁重に矢を引き抜いたという逸話が伝えられている。

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で中村獅童さんが演じる梶原景時の三代前の先祖とも言われている(鎌倉景政の叔父、従兄弟、兄弟の子孫とする系図もあり、たしかなことは不明である)。

鎌倉景正ゆかりの地 「権五郎目洗いの池」

後三年の役の後、鎌倉景正はその武功により現・千葉県野田市目吹付近に知行地を与えられ、目吹を訪れた際に水が枯れることのない不思議な池があると聞きつけ目の療養で利用したところ快癒したと言われている池が千葉県野田市目吹に現存する(「目吹」の地名はこのエピソードにちなんでつけられたと言われている)。

下記Google MAPの赤い印のあたりに写真の「権五郎目洗いの池」という標柱が建っており、その裏の林を下っていくと池がありますが、結構傾斜のある地形なので降りる際は気を付けてください。

筆者が池に行ってみたときは季節柄なのか残念ながら池というより湿地帯のようになっており、枯れ葉や椿の花が積もっていました。また今度出直してみようかと思います。

満面と水を湛える池を見ることができましたら追記で画像をUPしたいと思います。