【ゲームセンターの仕事】元ゲーセン店長が教えます!ゲーセンバイトのメリット・デメリット、身につくスキルまでを解説

仕事

ゲームセンターで働きたい人は注目!

ゲームセンターで働いてみたいけどどんな仕事内容かわからないから不安だな・・・思ってなかなか応募できない人も多いのではないでしょうか?

そんな人に、元ゲームセンター店長だったダンベルおやじが仕事内容、仕事の楽しいところ・つらいところ等をを徹底解説します!

ゲームセンターの主な仕事内容

①接客と巡回がメインです

ゲームを扱う仕事ではありますが、ゲーセンは「接客業」です。一番の仕事はお店に来店されたお客様の接客がメインとなります。

常連さんとのおしゃべりや困ったりしているお客様にこちらからお声がけしてコミュニケーションをとり、お客様が快適に過ごせるお手伝いが重要です。

また、店内では事故や犯罪が起きやすいので、それらを未然に防ぐためにも巡回業務は重要です。

【スタッフの多い大きい店舗】
プライズコーナー、メダルコーナーどちらかの専属になるケースが多いです。

【スタッフが少人数の小さい店舗】
一人でプライズ・メダル等すべての業務を見るケースがほとんど。

②プライズコーナー(クレーンゲーム等)担当業務

・接客

・景品の入れ替え

・設定変更や調整

・景品補充や手直し

・クレーンゲームのディスプレイなど

クレーンゲーム等に入れる景品の入れ替えや設定変更を行ったり、なかなかゲットできないお客様にアドバイスをしたりします。

③メダルコーナー担当業務

・接客

・メダルゲーム機のエラー対応

・メダル回収

・メダル洗浄

・メダルゲーム機のメンテナンス

④立体遊具施設(ある店舗のみ)

・受付業務

・お子様の見守り

・遊具内の巡回(危険がないかをチェック)

・施設終了後の施設内清掃(毎日)

遊具へ入場されるお客様の受付業務以外に、お子様が怪我をしないように細心の注意を払うのが仕事のメイン。施設内の巡回をしながらお子様が危ないことをしていないか、危険物や遊具で壊れているところがないかのチェックを行います。

⑤店内清掃

店内の床、ゲーム機の内・外、事務所やバックヤードの清掃があります。

⑥その他業務

・店内放送

・イベントの進行

・プリクラやカードゲーム機のある店舗の場合はプリクラの印画紙の交換やカードゲーム機へのカードの補充。

ゲーセンの仕事のメリット(楽しいところ)

【肉体的に楽】
普段そんなに重労働があるわけではないので肉体的に楽です。

【クレーンゲームがうまくなる】
自分でクレーンゲームを設定している人なら、どこを狙えばゲットできるか、どう攻略すればいいかなどのスキルが身に付きます。

【ゲーム機のテストプレイができる】
メンテナンス後の確認のためや、ゲームのやり方を覚えるため(お客様に説明する場合があるので)に業務の一環としてテストプレイをすることが多いので、仕事中にタダでゲームをすることができる

【接客が楽しい】
会話をするのが好きな人なら、お客様との雑談等が楽しく感じられると思います。ダンベルおやじも常連のお客様からお菓子や飲み物の差し入れや自宅の畑で採れた野菜をもらったこともあります。

【お客様に喜んでもらえる】
景品をゲットして大喜びするお客様や、楽しそうに乗り物のゲームに乗るお子様など人に喜んでもらえる仕事。

【仲間ができる】
基本ゲームやアニメが好きな人が多いので、ゲーム・アニメ好きな人は同じ趣味の仲間ができる可能性が高いです。休日や仕事後に気の合う仲間同士で食事に行ったり遊びに行ったり等、新しい出会いが広がると思います。

ゲーセンの仕事のデメリット(つらいところ)

【一日中立ちっぱなし】
基本、休憩時間以外はずっと立ちっぱなしになります。
メリットのところで「肉体的に楽」と言いましたが、立ち仕事に慣れていない人は慣れるまできついかもしれません。

【エラー対応】
社員以外のパート・アルバイトの人でもエラー対応や簡単な修理をしてもらうことが多い。フロアに自分一人のときにエラー対応しなくてはならない場面が多いです。取説を見ながら対処するなんてこともザラです。

【メダル回収が意外にきつい】
メダル担当になると、メダルゲーム機の中に余剰に溜まったメダルを回収する業務があります。基本台車等を使用しますが、重たいメダルに入った箱やケースを持ち上げる場合もあるので腰や膝に注意が必要です。

【ゲーム機の音が大きい】
勤務中ずっと大きなゲーム機の音を聞くのでストレスになる。

「クレーム対応」
特にプライズ担当だと「景品が取れない」というクレームを受けることが多い。常にお客様を観察してなかなかゲットできないようなお客様にはこちらから声掛けしてアドバイスしたりして未然にクレームを防ぐ必要がある。手に負えない場合は先輩や社員に助けを求めればOKです。

【客層が良くない】
ほかの接客業に比べてマナーの悪いお客様は多いです。大半が学生(小学生~高校生)ですが、いい大人でゲーム機をパンチしたり蹴ったりするような人もいます。
怖がって見て見ぬふりをするとそういうお客さんの溜まり場になってしまうので、毅然とした態度で対応することが必要です。ショッピングセンター内のゲーセンなら警備員を呼ぶこともできます。

身につくスキル

【コミュニケーション能力が身につく】
冒頭でも述べましたが、接客業なのでお客様と話すことが仕事になります。人見知りやコミュ障の人には良い訓練になるかと思います。

【接客技術が向上する】
接客するのは優しいお客様だけではありません。気難しい人やクレーマーなど様々。おのずと接客術や対人スキルが上がると思います。接客スキルを上げたい人やや営業系の仕事を目指している人にはオススメです。

ゲームセンターのアルバイト応募・面接の注意点

応募する際の注意点

【応募の電話をする時間帯に注意】
開店時間前後、また閉店時間近くはバタバタと忙しい時間帯なのでお店の迷惑となります。電話は控えましょう。
14時~18時くらいが一番ベストな時間帯だと思います。

【電話の時の言葉遣いに注意】
電話では丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。たまにタメ口で電話をかけてくる人がいますが、面接を受ける前に落とされること確実です。

【事前にお店の下見をする】
どんな仕事内容か?どんな客層が多いか?などを事前に確認しましょう。

面接での注意点

【身だしなみ】
私服、カジュアルで全然OKですが、髪型や服装など清潔感ある格好で伺いましょう。サンダルやビーサン履いて行くというのもNG。髪型、髪色、ネイルも既定のある会社もあるので募集要項をチェックしましょう。わからない場合は応募時や面接時に聞いてみましょう。

【時間厳守】
面接開始時間の5~10分前に到着すること。遅れそうな場合は必ず事前に電話を入れましょう。連絡なしの遅刻は一発アウトだと思って下さい。あまり早く到着しすぎるのも迷惑になる場合があるので注意が必要です。

【履歴書に空欄が無いようにする】
履歴書の記入欄はすべて埋めること。履歴書は自分をプレゼンする大事なものです。本当に書くことがない場合は「特にありません」でも構わないので必ず書くこと。空欄が多いと面接官に「この人本当にうちで働く気あるのかな?」と思われてしまいます。

【面接時は面接官の目を見て笑顔でハキハキ話しましょう】
ダンベルおやじはゲーセンの店長やブロックマネージャーをしていて幾度となくバイトの面接を行ってきました。

どんな人を採用してきたかというと、履歴書の内容や経歴より「誠実そう」「笑顔で話せる」「ハキハキしている」といった点を重視していました。

何度も言っておりますが、ゲームセンターは「接客業」です。

お店が求めている人材は「ゲームが好き」「アニメが好き」な人ではなく「接客向きかどうか」「きちんと仕事をしてくれる人なのか」「常識がある」人なのです。

しつこいですが、「誠実そう」「笑顔で話せる」「ハキハキしている」といった点を意識して面接に臨みましょう。

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