ケアレス・ウィスパーの概要・解説
「ケアレス・ウィスパー/Careless Whisper」は当時「ワム!/WHAM!」のメンバーだったジョージ・マイケルが1984年にリリースした初ソロ曲。
冒頭のムーディーなアルトサックスとギターのカッティングが非常に印象的だ。
その国々により「ワム!の楽曲」「ジョージ・マイケルのソロ曲」と扱いが分かれるが、日本では「ワム!」名義での発売となっている。
1985年のビルボード年間チャート1位(同年2月16日付週間チャートも1位)、英国や日本でも1位を獲得している。
ワム!にとってもジョージ・マイケルにとっても最大のヒット曲である。
「ケアレス・ウィスパー」は敏腕音楽プロデューサーのジェリー・ウェクスラーヴァージョンもあり、日本盤12インチに収録されている。
17歳のジョージ・マイケルがアルバイトへ向かうバスの中で書き留めたメロディを、ワム!の相方だった親友のアンドリュー・リッジリー(Andrew Ridgley)に聞かせたところ、アンドリューが曲の展開などをアドバイスして完成した。
ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーの数少ない共作となる(ワム!の楽曲はほぼジョージ・マイケルが作詞・作曲している)。
ケアレス・ウィスパーといえば前述したが曲の冒頭に入るムーディーなサックスの音色を思い出す人も多いだろう。
このアルトサックスだが、レコーディングの際ジョージ・マイケルの求める音を出せる演奏者がなかなか見つからず、最終的にローリング・ストーンズやクイーンのレコーディングにも参加したことのあるスティーブ・グレゴリーが選ばれたということだ。
そんな「ケアレス・ウィスパー」だが、彼の公式サイトおよび公式SNSでストリーミング再生回数が全世界で40億回を超えたと伝えている。
曲が1984年に発表されてから37年経つが、いまだに世界中で愛されている名曲だということがよくわかる。
爆笑のパロディ曲「ケアレス・シスター」
以前偶然発見したケアレス・ウィスパーのパロディ動画「ケアレス・シスター/Careless Sister」。
パロディ動画で歌うのはジョージ・マイケルならぬ「ジョージ・マイケル・マイヤーズ」。
ホラーファンならピンとくるかと思いますが、ジョン・カーペンター監督の「ハロウィン」でパロッた動画です(ハロウィンに登場する殺人鬼の名前がマイケル・マイヤーズ)。
是非本物のケアレス・ウィスパーの動画とパロディ動画を同時に再生してみてください・・・きっと笑います!