【古河公方館跡】足利成氏や足利氏姫など歴代古河公方ゆかりの地

歴史

茨城県古河市総合公園内にある古河公方館跡(茨城県指定文化財)へ行っていました。

戦国時代、関東に君臨した鎌倉公方の直系である古河公方。
その歴代公方が本拠地とした古河公方館を訪問、リサーチしてきました!

古河公方館跡

古河公方とは、室町時代に関東を支配した足利将軍家の一族(足利尊氏の子、基氏の子孫)で、元は「鎌倉公方」といって鎌倉を本拠地としていたが、関東で30年近く続いた「享徳の乱」が原因で鎌倉を追われた5代目鎌倉公方・足利成氏が古河に御座所を移したことに始まる。

 ダンベルおやじは平日に車で古河公方館跡へ行ってみた。平日ということもあり駐車場は空いていたが、公園内には家族連れやウォーキングをするお年寄りがチラホラ見受けられた。公園内は元館(城)跡ということもあり起伏が多いので歩いているだけでも結構いい運動になりました。

「古河公方館跡」の石碑のすぐ近くに一見道に見えるが当時の堀と土塁と思われる遺構が見られる。写真では平坦に見えるが、実際見ると空堀の遺構であることが窺える。

 

公園内の「御所沼」という沼に囲まれた「公方様の森」と呼ばれる場所に館があったそうだ。

公園内の「徳源院跡」のある小高い丘に最後の古河公方・足利義氏の墓所(供養塔?)がある。

 

古河桃まつり

毎年3月後半から4月上旬に古河市を代表する「古河桃まつり」が開催される。

桃まつりは、江戸時代に古河藩主であった土井利勝が江戸で家臣の子たちに桃の種を集めさせ、それを領地である古河に植えさせて生計を立てようとしたことに由来するとのこと。

「矢口」「源平」「菊桃」「寿星桃」「寒白」と五種類の桃の花を堪能できるとのこと。

●矢口桃

ひな祭りの切り花として代表的な品種。

●源平桃

一本の木から紅白の花が咲き分けることから源平の旗色(源氏が白旗、平氏が赤旗)が由来。

●菊桃

花弁が長く菊に似ていることから名付けられた。

●寿星桃

木の高さが低く、赤・白・ピンクの三種がある。

●寒白

純白の花が咲く桃。

公園内には約1500本もの桃があり、全国的にも桃の名所として知られている。

期間内は屋台や様々なイベントなども開催されるそうだ。

 古河公方館跡(古河総合公園)へのアクセス

所在地:茨城県古河市鴻巣399-1

【自動車】

東北自動車道館林ICから約30分、久喜ICから約35分

圏央道境古河ICから約30分

【電車】

JR宇都宮線 湘南新宿ライン「古河駅」下車 徒歩35分 タクシー10分

東武日光線「新古河駅」下車 徒歩40分

【バス】

古河市循環バス「ぐるりん号」

※桃まつり期間のみ古河駅よりシャトルバス運行(有料)

詳しくは古河市、桃まつりのHPでご確認ください!

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