映画「タイタニック」秘話・裏話をネタバレ解説

映画

空前のヒット作となったジェームズ・キャメロン監督作「タイタニック」
本作は1997年の公開時、日本の歴代興行収入1位を記録。現在も歴代3位(洋画歴代1位、実写作品歴代1位)をキープし続けている。1998年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、撮影賞などを含む11部問を受賞。

今では名作として語り継がれているが、公開される前は「世紀の失敗作」になると言われていたのを筆者は覚えている。いやはや人間の手のひら返しは面白い!(笑)

そんな「タイタニック」が日本テレビの映画放送枠「金曜ロードショー」の視聴者リクエスト第四弾として2021年5月7日、14日の2週連続で放送される(2003年テレビ放送の際の放送素材使用)。

今回レオナルド・ディカプリオ演じるジャックの声優を演じるのは「エヴァンゲリオン」の渚カヲル役や「鬼滅の刃」の猗窩座(あかざ)役で知られる石田彰

「タイタニック」を十分楽しむための見どころを再度チェックしてみよう!

「タイタニック」のチェックポイント(ネタバレあり)

●ジェームズ・キャメロン監督は「タイタニック」製作のために貯金もすべて使い、自宅まで売却して資金に充てた。

●レオ様がタイタニックの船首で叫ぶ「俺は世界の王だ!(または「世界は俺のものだ!」/I’m the king of the world!)」というセリフを言うのが嫌だったがキャメロンに無理やり言わされた。

●沈没したタイタニックの船内に残っていたピアノはセット。

●沈没したタイタニック内を捜索する潜水艇のシーンで出てくる深海魚はCG(暖炉のカニは本物)。

●ビル・パクストン演じるトレジャーハンターらが乗る船のモニターで映し出される海底のタイタニックの残骸はジェームズ・キャメロン自らが潜水して撮影したもの。

●ローズという名前はキャメロンの叔母さんの名前から採った。

●ジャックが甲板のデッサンでモデルにしていた少女(コーラ・カートメル)が持っていた人形は冒頭で潜水艇がタイタニック号の船内に入るときに転がっていた人形である。

●ローズのヌードデッサンをはじめとして劇中登場するジャックが描いた絵はすべてジェームズ・キャメロンが描いている。

●ジャックがローズのヌードを描くシーンはレオ様とケイト・ウィンスレットの初顔合わせだった。

●凍える海のシーンだが、実は水温は27℃だった。温水での「凍える演技」は必見。

●ラストシーンでジャックとローズが大階段で抱き合うシーンのときの時計が2時20分を指しているが、これはタイタニックが沈んだ時刻である(午前2時20分)。

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