ジョージ・マイケルに夢中!「ファストラブ」「アメージング」は最高! セクシー&ポップな2曲を紹介!

音楽

ファストラブ/FASTLOVE

「ファストラブ/FASTLOVE」(1996年)は、アルバム「オールダー/OLDER」(1996年)からの1stシングル「ジーザス・トゥ・ザ・チャイルド/Jesus To A Child」(1996年)に続く2ndシングルとしてリリースされた。

アメリカではドリームワークス、英国ではヴァージンレコードから発売された。
 全米8位、全英1位を獲得している。

ミュージックビデオはバーチャルリアリティ(仮想現実)がテーマで、ジョージがリモコンでセクシーな男女をバーチャルリアリティで操作する設定になっており、実はジョージ自身もバーチャルだったというオチで終わる。

ちなみに「FASTLOVE」はFAST FOOD的なお手軽な恋愛・・・次々相手をかえて楽しむような享楽的な恋愛という意味と思われる。
実にジョージらしいネーミングである。

2ndアルバム「Listen Without Prejudice Vol.1」や3ndアルバム「OLDER」は、「Praying For Time」「JESUS TO A CHAILD」をはじめ重厚かつ深みと奥行きのある作品が多くて嫌いじゃないんですが、やはりワム!の頃の楽曲や1stアルバム「フェイス/FAITH」と比べれば暗い曲が多いというか・・・「華」が無いんですよね。

そんな中で私がお気に入りなのがこの「ファストラブ」と「アメージング」だ。
「ファストラブ」はひとことで言えばファンキーでダンサブル、R&Bダンスビートを感じさせる楽曲で最高にファンキーでセクシーだ!

聴いてるとついつい体が動いちゃうんですよねすよね~ホントめちゃくちゃカッコいい!

ちなみに「ファストラブ」はパトリース・ラッシェンの「Forget Me Nots」(1982、23位)をサンプリングしており、サビの部分のフレーズも引用されている。

「ファストラブ」がヒットした翌年には映画「メン・イン・ブラック」で主演したウィル・スミスが歌った主題歌もパトリース・ラッシェンの「Forget Me Nots」がサンプリングとして使用されている。

アメージング/Amazing

「アメージング/AMAZING」(全英4位)はオリジナルアルバムとしては前作「オールダー」から実に8年後のリリースとなった「ペイシェンス」(2004年 全英1位、全米12位)からの3rdシングル曲になる。
一時期裁判で争ったソニーミュージックから発売されている。

ミュージックビデオはホログラムのジョージが歌っている姿をリビングに集う若い男女とジョージ自身が鑑賞する設定になっている。

「アメージング」は、1993年にエイズによる合併症で亡くなった恋人アンセルモ・フィレッパの死や自らの母の死・・・と立て続けに愛する人に死なれて長らく立ち直れずにいたジョージの病んで閉ざしてしまった心を開いてくれた当時の恋人ケニー・ゴスに捧げられた楽曲である。

「HAPPYで気に入っている」と自ら語っているように、「FAITH」以降の暗く沈んで悟りを開いたかのような楽曲とは違った、ワム!時代を彷彿とさせるような「明るさ」と「ハッピーさ」を感じられる軽快なポップスに仕上がっている。

終わりに

「ファストラブ」「アメージング」のような楽曲を作るジョージの才能はさすがとしか言いようがない。
このような才能があるのにソニーとの裁判や恋人の死による暗黒時代などで長らく曲作りができない時期があったことが本当にもったいない。

私個人としては「もったいない」なんて軽い言葉じゃ言い表せないくらいの想いです。
エルトン・ジョンがジョージのことを「才能の無駄遣い」と言ったそうだがまったく同意だ。

暗闇に堕ちなければ“いい意味”でセールスを意識したような楽曲をたくさん作っただろうし、もっと長生きしていれば当然多くの楽曲も生み出していただろう。

本当に残念でなりません。

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