George Michael(ジョージ・マイケル、元ワム!) アルバム「Symphonica」(シンフォニカ)~ジョージ・マイケル珠玉の名盤!

ジャズなどの名曲をカバーしたジョージ・マイケルが1999年12月13日に発売したアルバム「Songs From The Last Century」(ソングス・フロム・ラスト・センチュリー)。

伝説的プロデューサーのPhil Ramone(フィル・ラモーン)が参加したこのアルバムはジャズの名曲とジョージの深い歌声がマッチし、すばらしい作品に仕上がったものの、商業的には全英チャート最高位2位と売上がまったく振るわなかった。

ちなみにフィル・ラモーンはビリー・ジョエルやポール・サイモンのプロデューサーとして有名な人物だ。

今回紹介の「Symphonica」は、2014年3月17日発売、前述のプロデューサー・フィル・ラモーンが亡くなる前に最後に手掛けたもので、ジョージ・マイケルが2011年から2012年に行った同名ツアー中に録音されたものだ。

収録曲はジョージ自身のオリジナル曲のほかに彼が好きな他アーティストの曲のカバーで構成されている(Songs From Last Centuryに収録されていた曲も収録されている)。

2014年3月23日付の全英チャートでは自身7枚目の全英1位アルバムとなった。

収録曲(9、11、15はデラックス・エディションのみに収録)
1. Through
2. My Baby Just Cares Foe Me
3. A Different Corner
4. Praying For Time
5. Let Her Down Easy
6. The First Time Ever I Saw Your Face
7. Feeling Good
8. John and Elvis Are Dead
9. Roxanne 
10. One More Try
11. Going To A Town 
12. Cowboys and Angels
13. Idol
14. Brother Can You Spare a Dime
15. You Have Been Loved 
16. Wild Is the Wind

40人のオーケストラをバックに、自身の楽曲もカバー曲もソウルフルかつクラシカルにアレンジし、あの極上で深みのあるエンジェルボイスで丁寧に歌い上げている。

同アルバム収録曲では、個人的にはジョージの曲である「Praying ForTime」、デヴィッド・ボウイもカバーした「Wild Is the Wind」、ルーファス・ウェインライトの「Going To A Town」 がお気に入りだ。

しかし、当時のジョージはまだ50歳。こういった落ち着いた作品を出すには早すぎるかな・・・という感想はあった。

もちろん素晴らしい歌声に大人な楽曲・・・聴いていて非常に心地いいのだが、やはり年齢からしてもっと「FAST LOVE」のようなファンキーでセクシーな楽曲や「Amazing」のようなPOPな曲を世に出して欲しかったかな。

このアルバムにはパリ公演の模様が録音されているが、パリオペラ座で公演を行ったアーティスト(クラシック系以外)はジョージ・マイケルただ一人だ。

CDフォーマットは14曲収録の「スタンダード・エディション」と17曲収録の「デラックス・エディション」があり、どちらも輸入盤のみとなっている。

店舗やネットでは「スタンダード・エディション」ばかりで「デラックス・エディション」はレア盤と化しており1万円以上のプレミア価格となっている。