2016年に他界した英国の歌手ジョージ・マイケルが2012年に発表したシングル「White Light」(ホワイト ライト)。
1982年6月29日にWHAM!(ワム!)としてデビューシングル「ワムラップ」を発表してから実に30年後の2012年6月29日に公開された記念すべき楽曲だ。
ロンドンオリンピック閉会式でジョージ・マイケルが自身のヒット曲「FREEDOM’90」とともに披露した曲でもあるのも記憶に新しいだろう。
テクノ、トランス系の洗練されたおしゃれな楽曲に仕上がっており、PVにはプライベートでもジョージマイケルの友人であるスーパーモデルのケイト・モス(自宅もすぐ近所とのこと)が出演しており話題となった。
PV内で上半身裸で踊り狂う男女(女性はブラはしてます)と一緒に踊りまわるジョージ、ツンとした表情のケイト・モス・・・なんかすごくイイ(笑)
英国で15位と成績は振るわなかったが、私個人的にはこの曲にハマりました(笑)
正直単調で退屈感は否めませんが、なんか言葉では言い表せませんが引き込まれるようなものが・・・まあ「トランス=幻覚・催眠」ですからね(笑)。
中毒になりそう!
2011年に公演先のオーストリアで肺炎にかかり胸の痛みを訴えて病院へ搬送され、一時は重篤な状態に陥り死が危ぶまれるほどだったジョージがそのときの体験にインスパイアされて書き上げた曲である。
タイトルの「White Light」は「白い光=手術室の照明」を表している。
「これは僕の回復のために祈ってくれたみんなのための曲だ」
「これまでの30年のキャリアを支えてくれたすべての人への感謝の曲」
とジョージは語っている。
またジョージはこの「White Light」の中で、
僕は生きている
僕は音楽でやりたいことがたくさんあるんだ
僕を救ったのは音楽か
と音楽への飽くなき想いと生きていることへの喜びを書いているが、この4年後に心不全で他界することになるとはなんとも皮肉である。
日本ではネット配信(ダウンロード)のみで、CDフォーマットは輸入盤でしか手に入らないがAmazonなどでは1万円超えのプレミア価格となっているためなかなか手に入れるのは難しい(ファン、コレクターだとどうしても正規版のCD欲しくなっちゃうんですよね)。